月別アーカイブ: 2016年4月

歯周病(続き)

こんにちは。三軒茶屋下馬野沢エリアのふじわら歯科医院です。そろそろ新緑の時期ですね。GWはいかがお過ごしでしょうか?
今年は熊本の大地震があり、甚大な被害を受けられた方には、心からお見舞い申し上げます。
さて歯周病と全身疾患についてお話しようと思います。
歯周病菌は、口から体に取り込まれたり、歯周ポケットの炎症部から血管の中に入り、体中の組織に入り込んで血栓を作ったり、血管を細くしたりします。米国歯周病学会の報告では、歯周病にかかっている人が心臓発作を起こす危険度はそうではない人の2.8倍、脳卒中は3倍と言われています。歯周病のある人の早産の率はなんと7.5倍も高いそうです。
また、重い歯周病がある人ほど動脈硬化があることも分かっています。ほかにも呼吸器疾患や関節炎、糖尿病など様々な全身の病気の発症や進行にかかわっています。
特に糖尿病との関係はよく知られており、糖尿病の人が歯周病にかかりやすいこと、反対に、歯周病菌が血糖値をコントロールするインスリンの働きを阻害するという相互の影響が知られています。
定期的に歯科医院でチエックを受けましょう。

歯周病に注意!

三軒茶屋下馬野沢エリアのふじわら歯科医院です。
最近多くなったのが、歯周病。
こんな症状が現れたら、要注意です。

1歯を磨くと歯肉から血が出る
2口臭がある
3歯の間にものが挟まりやすい
4起床時に口の中がネバネバして不快である
5歯肉がむずがゆいときがある
6歯が浮いた感じがする
7歯肉が赤く腫れていて痛みがある
8歯肉を押すと血や白く臭い膿が出る
9歯が以前より長くなった気がする
10冷たいものでよく歯がしみる
11歯がぐらぐら動く感じがする

セルフケアを徹底しましょう
歯周病にならないためには、歯周病菌の温床であるプラークを除去するためのお口の中の清掃、つまり自分で行う歯磨きが大切です。基本は一日3度で毎食後です。学校や会社でも昼食後の歯磨きを心がけましょう。夕食後になにか食べたり飲んだりしたときは寝る前にも磨きましょう。
大切なのは、磨き残しをしないこと。歯医者さんで自分に合った歯ブラシの選び方や正しい使い方のアドバイスを是非受けてください。
歯ブラシの届きにくい歯と歯の間や歯と歯茎の間の清掃には歯間ブラシやデンタルフロスを活用しましょう。ただし、正しく使用しなければ歯茎を傷つけたりして逆効果です。歯医者さんで正しい効果的な使い方を必ず指導してもらいましょう。これら歯間清掃器具を併用すると歯ブラシのときに比べて歯垢の除去率が58%から95%にアップするというデータがあります。

桜が満開となりました。

こんにちは。三軒茶屋下馬野沢エリアのふじわら歯科医院です。
今年も桜が満開となりました。きれいですね。
今日から4月新入学や新社会人の季節です!がんばっていきましょう!
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